刑事J.B.ハロルドシリーズ第三弾はなんと『マンハッタン・レクイエム』のパラレルストーリー!推理コマンドを駆使して事件を解決しよう。
本作は1987年にリバーヒルソフトから発売されたアドベンチャーゲームで、「殺人倶楽部」(1986年)、「マンハッタン・レクイエム」(1987年)に続く刑事J.B.ハロルドシリーズ第三弾にあたるタイトルです。もっとも、本作のタイトル画面にある「another story of MANHATTAN REQUIEM」という表記からもわかるように、ナンバーシリーズではなく、第二作「マンハッタン・レクイエム」のパラレルストーリーにあたる作品です。
物語は宝石店から奪われたサファイア「青い嘆き」の盗難事件を中心に、複雑な人間関係と推理が展開されます。今回注目いただきたいのは、刑事J.B.ハロルドシリーズ初の「推理」コマンドです。前作まではコマンドの総当たりで攻略することも可能でしたが、本作ではこれを上手く使わないと攻略できない仕組みになっています。そういう意味では、ワンランク上の推理アドベンチャーが楽しめると言えるでしょう。
また、当時の歴史を振り返ると、本作には面白い試みがなされていました。というのも、「キス・オブ・マーダー 殺意の接吻」は、「マンハッタン・レクイエム」から画像データを読み込んで遊ぶ形式だったため、プレイには「マンハッタン・レクイエム」が必要だったのです。真相は定かではありませんが、「外伝なのだから、購入するのは前作を持つファンに違いない。ならば、前作からデータを読み込むことで低価格で発売しよう!」といった意図があったと言われています。
※シーンセレクト機能は搭載しておりません。
※USBキーボードは Nintendo Switch™ の日本語環境で、日本語106・108・109キーボードのみ対象となります。また、全てのUSBキーボードおよびキーが入力できる保証はありません。
※メーカーによる説明です。
https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000104782